スマホの普及に伴って、もはやお出かけ時にはモバイルバッテリーは必須となったといえます。
そんなモバイルバッテリーが買い換えや故障で不要になったら、どのように処分したら良いかご存知でしょうか。
モバイルバッテリーはリチウムイオンバッテリーが搭載されており、そのまま捨てると大変危険です。
神戸市を含むほとんどの自治体では、モバイルバッテリーはゴミ収集の燃えるゴミで捨てることはできません。
この記事では、神戸市でのモバイルバッテリーの正しい捨て方・廃棄処分方法や回収ボックスの場所、処分する際の注意点などを案内しています。
モバイルバッテリーが捨てられない理由
モバイルバッテリーやスマートフォンなどのリチウムイオンバッテリーは衝撃により発火しやすいという特徴があります。
近年、家庭でモバイルバッテリーを燃えるゴミや燃えないゴミと混ぜて廃棄することが原因で、ごみ収集車やごみ処理施設の火災や爆発など大きな事故が発生しています。
私たちがモバイルバッテリー正しく捨てることで、大きな事故を防ぐことが出来ます。
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神戸市のモバイルバッテリーの処分方法
まずは神戸市の自治体Webサイトを確認しましょう。
神戸市では、モバイルバッテリーを含むリチウムイオン電池が使用されている製品は、燃えないごみ(小型家電リサイクルBOXまたは電池リサイクルBOX)で出すよう定められています。
「モバイルバッテリー」は何ごみで捨てればいいですか?
「燃えないごみ(小型家電リサイクルBOXまたは電池リサイクルBOX)」です。
1.ゴミを出す場所はどこですか?
モバイルバッテリーをはじめ、リチウムイオン電池が使用されている製品は、ごみの収集時・処理時に強い力がかかると発煙・発火し、ごみ収集車やごみ処理施設の火災につながるおそれがあります。 できるだけ小型家電リサイクルボックスまたは小型充電式電池リサイクルボックスをご利用ください。
いつ出せばいい?
燃えないごみで出す場合には、月2回の決められた曜日の朝5:00~8:00までです。
神戸市の小型家電リサイクルボックスの設置場所
神戸市のモバイルバッテリーが出せるリサイクルボックス設置場所は以下のとおりです。
詳しい回収時間などは神戸市の公式webサイトを確認してください。
東灘区
- 東灘区役所(地下駐車場エレベーターホール):東灘区住吉東町5丁目2番1号
- グルメシティ六甲アイランド店(店舗前リサイクルコーナー):東灘区向洋町中5丁目15番地
- コープリビング甲南(1階北側入口横):東灘区甲南町2丁目1番20号
- セルバ甲南山手(地下1階中央エレベーター前):東灘区森南町1−5−1
- デイリーカナートイズミヤ御影店(店舗前リサイクルコーナー):東灘区御影本町2丁目6番
- 万代魚崎店(休憩室):東灘区魚崎中町1丁目10−1
灘区
- 灘区役所(1階入口前):灘区桜口町4丁目2番1号
- 王子スポーツセンター(1階ロビー):灘区青谷町1丁目1番1号
- 灘区民ホール(1階ロビー自動販売機前):灘区岸地通1丁目1番4号
- ホームセンターコーナン灘大石川店(2階エレベーターホール前):灘区下河原通5丁目1-8
中央区
- 中央区役所(6階エレベーターホール前):中央区東町115番地
- あづま資源回収ステーション(2階交流スペース):中央区吾妻通4丁目1番6号
- グルメシティポートアイランド店(店舗内リサイクルコーナー):中央区港島中町3丁目2番6号
- ライフ春日野道店(1階西側入口横):中央区北本町通1丁目1番23号
兵庫区
- 兵庫区役所(本館1階ロビー):兵庫区荒田町1丁目21番1号
- 兵庫図書館(2階入口横):兵庫区駅南通5丁目1番1号
- イオンモール神戸南(1階立体駐車場連絡入口横(No.5)):兵庫区中之島2丁目1番1号
- デイリーカナートイズミヤ鵯越町店(1階東側入口横):兵庫区鵯越町17番4号
北区
- リサイクル工房ほくしん(入口横):北区藤原台北町1丁目23番地
- 神戸市シルバーカレッジ(1階ふれあいホール):北区しあわせの村1番16号
- ひよどり台交流プラザ(玄関横):北区ひよどり台3丁目4番
- マックスバリュ大池店(サービスカウンター前):北区山田町上谷上古々山31番地1
- マックスバリュ鹿の子台店(西側入口横):北区鹿の子台北町8丁目3番
- マックスバリュ北神星和台店(セルフレジ前):北区有野町有野西山4420番地164
長田区
- 長田区役所(1階東側入口横):長田区北町3丁目4番地の3
- 新長田図書館(2階入口横):長田区細田町7丁目1番27号
- ふたば学舎(2階エコエコひろば):長田区東尻池新町1番20号
- マックスバリュ長田南店(中央入口横):長田区東尻池新町1番20号
- ライフ長田店(1階南側入口):長田区北町1丁目4番地
須磨区
- 須磨区役所(1階ロビー):須磨区大黒町4丁目1番1号
- 須磨パティオ(1番館1階センターコートエスカレーター横):須磨区中落合2丁目2番1号
- 名谷センタービル(1階エレベーター前):須磨区中落合2丁目2番5号
- マックスバリュ須磨海浜公園駅前店(お客様トイレ前):須磨区松風町3丁目2番1号
- リファーレ横尾(1階インフォメーション前):須磨区横尾1丁目5
垂水区
- 垂水区役所(1階北側入口横):垂水区日向1丁目5番1号
- イオンジェームス山店(1階フードコート西側玄関):垂水区青山台7丁目7番1号
- ダイエーグルメシティ小束山店(店舗入口付近):垂水区小束山本町3丁目1番2号
- ダイエー舞子店(店舗リサイクルコーナー):垂水区舞子台6丁目20番17号
西区
- 西区玉津支所(1階入口横):西区玉津町小山180-3
- イズミヤ神戸玉津店(1階西入口横):西区森友3丁目7番3号
- イズミヤ西神戸店(1階入口リサイクルコーナー):西区竜が岡1丁目21番1号
- 春日台地域福祉センター(入口左横):西区春日台4丁目5
- キャンパススクエア(本館1階センターコートエレベーター前):西区学園西町1丁目4番
- JA兵庫六甲「六甲のめぐみ」(トイレ前):西区押部谷長高和字性海寺山1557番地1
- セリオ(1階インフォメーションセンター横):西区井吹台東町1丁目1番
- プレンティ(1番館1階エレベーターホール)※令和5年5月25日~10月中旬まで、リニューアル工事に伴い利用不可:西区糀台5丁目2番3号
- 万代伊川谷店(サービスカウンター前):西区伊川谷町潤和1127
モバイルバッテリーの電池の種類を確認
電池の種類により処分方法が変わる場合があります。
モバイルバッテリーには主にニカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池があります。
電池の種類はモバイルバッテリーの取扱説明書や本体に印字されています。
神戸市での別のモバイルバッテリーの処分方法は以下のとおりです。
『リサイクル協力店・協力自治体』に持ち込む
使用済みのモバイルバッテリーは正しく分別し、最寄の「排出協力店」に持ち込みましょう。
モバイルバッテリーをはじめとした充電式の電池には、主な材料としてニッケル(Ni)、カドミウム(Cd)、コバルト(Co)など希少金属が使われています。
排出協力店に持ち込むことでリサイクルによる希少金属資源の再利用が可能となります。
リサイクル協力店を検索する
一般社団法人JBRCのWebサイトではリサイクルの協力店を検索することができます。
以下の【「協力店・協力自治体」検索 】にアクセスし、「電気製品販売店・自治体施設等」にチェックを入れます。
都道府県で「兵庫県」を選択し、「次へ」ボタンをタップします。 「神戸市」を選択し、「検索」ボタンをタップしてください。
お近くのリサイクル協力拠点検索…
リサイクル対象メーカーか確認する
上記のリサイクル協力店で回収できる対象電池はニカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池の小型充電式電池3種となっています。
また、回収できるメーカーが定められており、それ以外のものは回収対象外となります。
対象のメーカーは以下の表を参照してください。
メーカーがわからない場合や、回収対象外のメーカー製モバイルバッテリーの場合は別の方法で処分してください。
家電量販店で回収・処分を依頼する
家電量販店によっては自主的に使用済みモバイルバッテリーの回収・処分を行っている場合があります。
ノジマ電気
ノジマ電気では無料で使用済みモバイルバッテリーの回収・処分を行っています。
以前には買い替えでポイントがもらえるキャンペーンも開催されていました。
近くに店舗がある場合は回収・処分を依頼しましょう。
ビックカメラ
ビックカメラでは「小型充電式電池リサイクルBOX」が店舗に設置されています。
こちらも無料で回収可能です。公式サイトの注意事項をよく確認してください。
ケーズデンキ
ケーズデンキでは「回収缶&回収ボックス」が店舗に設置され、モバイルバッテリーの回収を実施しています。
カウンターでの引取りとなっています。金属端子部はテープ等で絶縁してください。
モバイルバッテリーの取扱説明書で確認する
購入したモバイルバッテリーの取扱説明書に、廃棄方法が記載されている場合があります。
取扱説明書を確認し、指定された方法で処分してください。
販売メーカーのwebサイトで確認する
メーカーによっては、使用済みのモバイルバッテリーの自主回収が行われています。
以下に、モバイルバッテリーの主要メーカーの処分方法案内を紹介します。
まとめ
神戸市でのモバイルバッテリーの正しい捨て方には以下の方法があります。
- 神戸市の資源化物収集日に資源化物ステーションの灰色コンテナに出す
- 神戸市内の『リサイクル協力店・協力自治体』に持ち込む
- 家電量販店で回収・処分を依頼する
- 販売メーカーに自主回収を依頼する
モバイルバッテリーに使用されているリチウムイオン電池は、近年ごみ処理施設の火災や爆発など大きな事故の原因となっています。
そのため絶対に燃えるゴミ・燃えないゴミで廃棄しないでください。