大洗サンビーチ海水浴場(おおあらいさんびーちかいすいよくじょう)は茨城県大洗町の海水浴場です。
大洗海岸南部に位置し、常磐一とも言われる1,300mにも及ぶ広大な砂浜が特徴です。首都圏からも近いことから海水浴シーズン以外は潮干狩りやサーフィンでにぎわっています。
大洗サンビーチ海水浴場はユニバーサルビーチとして、水陸両用の車いすや専用駐車場・更衣室など身体に障害のある方や子供からお年寄りまで楽しめる設備が整っています。
遠浅で透明度の高い海と白い砂浜、まさにビーチといった感じでとても良い雰囲気です。環境庁の「快水浴場百選」に選定されています。2019年には16万7千人が訪れたと言われ、全国屈指の人気を誇る海水浴場です。
本記事では、大洗サンビーチ海水浴場のアクセスや海の家の有無、駐車場、シャワーやロッカー、周辺のご飯情報などについて詳しくご紹介いたします。
海水浴を思いっきり楽しむには事前準備が大切です。天気や紫外線情報、熱中症対策までしっかり確認しましょう!
※よく似た名前の「大洗海水浴場」は令和3年度で海水浴場としての解説は行われないことが決定しています。磯遊びなどでは利用できます。
大洗サンビーチ海水浴場のアクセス
- 住所:茨城県東茨城郡大洗町磯浜町
- アクセス
- 電車:鹿島臨海鉄道大洗鹿島線「大洗駅」よりバスで約10分
- 車:北関東自動車道・東水戸道路「水戸大洗IC」から約15分
- 問い合わせ先
- 大洗町商工観光課 TEL029-267-5111(内333)
- (一社)大洗観光協会 TEL029-266-0788
【重要!】混雑時の抜け道
大洗サンビーチ周辺に向かう道路はシーズンになると毎回大渋滞が発生するといわれています。
大洗観光協会から、混雑時の抜け道についての案内がありますので以下のサイトで事前に確認しておきましょう。
海岸への自動車での乗り入れは禁止になりました
これまで海岸への車での乗り入れが可能でしたが、2023年4月からは観光客の安全確保を目的として自動車での乗り入れは全面禁止となっています。ご注意ください。
茨城県内最大級の海水浴場「大洗サンビーチ」(大洗町)への自動車などの乗り入れが、四月一日から禁止される。海岸を管理する県…
大洗サンビーチ海水浴場の営業期間
- 【遊泳期間】2023年7月22日(土)〜8月20日(日)
- 【監視時間】午前9時〜午後4時
2023年大洗サンビーチ海水浴場に海の家はある?
大洗サンビーチ海水浴場には毎年15件ほどの海の家が営業しています。非常に広いビーチですので適宜休憩や食事をとりながら海水浴を楽しみましょう。
海水浴場が開設されるのが数年ぶりのため、以下の海の家も営業状態が確認できておりません。実際に訪れる際には各自でご確認をお願いいたします。
例年どおりであれば、1日休憩で大人800円、小人500円程度の料金で利用できます。
第1サンビーチ(イーストビーチ)内 海の家 野火売店
野火売店は大洗サンビーチ第1サンビーチ内にある海の家です。
ラーメン、カレーライス、かつ丼などしっかりした食事のほか、屋台では浜焼き、焼きそば、お好み焼きなども提供されています。
さらに手ぶらバーベキューも楽しめるようです(要予約)。
webサイト内にはお得な割引チケットもありますので、訪れる際にはぜひ先に確認してみてください。
- 住所:大洗第1サンビーチ内
- 営業時間:AM6:00~PM6:00
- TEL:029-266-0736
- Twitter:https://twitter.com/Oarai_nobi
- webサイト:http://nobibaiten.web.fc2.com/index.html
第2サンビーチ内 海の家だいため
海の家だいためは大洗サンビーチの第2サンビーチ内にある海の家です。
軽食、飲み物のほか荷物預かり、シャワーなどのサービスが提供されていました。
2021年は休業だったようですので、2023年の営業状況はご自身でご確認ください。
- 住所:茨城県東茨城郡大洗町大貫町地先第2サンビーチ内
- webサイト:http://daitamerainbow.web.fc2.com/
- Instagram:https://www.instagram.com/uminoie_daitame/
- Facebook:https://www.facebook.com/DaitameRainbow1/
大洗サンビーチ海水浴場にシャワーはある?
大洗サンビーチ海水浴場には海水浴開設期間中のみ公共シャワーやトイレが設置されます。
- 公共シャワー:無料(海水浴場開設期間中のみ)
- 公共トイレ:無料
- 更衣室:無料
大洗サンビーチ海水浴場のレンタルグッズ
大洗サンビーチ海水浴場では海水浴開設期間中のみレジャーグッズがレンタルできます。
- 貸しボート
- 貸しパラソル
大洗サンビーチ海水浴場に駐車場はある?料金は?
大洗サンビーチには広大な駐車場があります。普段は無料で利用できますが、海水浴場開設期間は有料になります。
- 台数:5,000台(障害者用20台)
- 有料駐車場の場所:大洗第1サンビーチ駐車場、大洗第2サンビーチ駐車場、大洗海浜公園内駐車場
- 駐車場使用料徴収時間※:午前7時~午後3時まで※上記時間以外も入出庫は可能です。
- 料金:普通車/1,000円 中型車/1,300円 大型車/3,000円 二輪車/400円
- ※駐車場使用料徴収時間以前に入庫し、徴収時間中に出庫した場合は出庫時に使用料が徴収されます。
ただし海水浴シーズンの駐車場は非常に混雑することが予想されます。早めに海水浴場に着くようにしたり、少し離れた駐車場を確認しておくなど事前に対策を考えておくと良いでしょう。
駐車場設置場所については意あの地図を確認してください。
大洗サンビーチ海水浴場の周辺の飲食店は?
大洗サンビーチ海水浴場の周辺は人気の観光地ということもあり、たくさんの飲食店があります。食事に困ることはないでしょう。
周辺の観光スポット
大洗サンビーチ海水浴場の近くには魅力的な観光スポットがたくさんあります。
海水浴に疲れたらこちらに立ち寄ってゆっくりするのも良い思い出作りになるのではないでしょうか。
大洗シーサイドステーション
食事や買い物を楽しめるショッピングセンターです。「大洗まいわい市場」という物産直売所が隣接しており、大洗ならではの地元の食材や新鮮野菜などが購入できます。
かねふく めんたいパーク大洗
明太子で全国的に有名な「かねふく」が運営する非常に珍しい明太子専門テーマパークです。
お子さんからカップル、家族連れまで誰でも楽しめるうえ、新鮮でおいしい明太子をお土産に買って帰ることもできます。
明太子工場を無料で見学することもでき、海水浴と合わせてぜひ立ち寄っていただきたいスポットのひとつです。
めんたいパーク大洗は、茨城県の大洗というところにあります。関東では唯一のパークであり、毎年たくさんのみなさまに関東周辺か…
大洗サンビーチ海水浴場の天気と暑さ指数は?
大洗サンビーチ海水浴場の天気
せっかく海に遊びに行くなら天気や気温も気になるところです。
以下のリンクから大洗サンビーチ海水浴場がある茨城県大洗町の天気をチェックしておきましょう。
海水浴は熱中症に注意!
熱中症を引き起こす原因の一つに、周辺の環境があります。日本の夏の砂浜は気温が高く、日差しが強く、砂浜で熱波が発生するため熱中症リスクの高い場所です。
日本の夏は年々気温が高くなり、熱中症の危険性が増しています。水分補給を忘れずに行い、適度に休憩をはさんで熱中症を予防しましょう。以下に熱中症の予防と対策についてお伝えします。
熱中症になってしまったときのために、応急処置や何をすべきかなど、環境省の熱中症対策ページで事前に学んでおきましょう。
予防のため「暑さ指数」を確認しよう
環境省の熱中症予防サイトでは暑さ指数の実況と予測が公開されています。昼間の熱中症のおおよその危険度が色別に表現されていますので確認しておきましょう。暑さ指数は赤色(危険)の場合は、外出はなるべく避けるべきと言われています。
以下のリンクから大洗サンビーチ海水浴場がある茨城県大洗町の暑さ指数を確認しましょう。
海水浴中の熱中症対策の基本
海水浴を楽しむ際には熱中症対策がとても大切です。以下の対策を実行しましょう。
- 水分補給: こまめに水分補給をすることが熱中症対策の基本です。海水浴では汗に気づきにくく身体が乾燥しやすくなるため、意識して補給しましょう。水分と塩分を一緒に補給できるスポーツドリンクなどがおすすめです。
- 適度な休息: 長時間連続で遊ばずに、定期的に休息を取りましょう。休息中は日陰で過ごすと良いです。
- 日陰を利用する: 日傘やビーチパラソル、テントなどを使用して直射日光を避けることも大切です。
- 涼しい服装: ポリエステルや麻など通気性がよく吸汗速乾性のある素材の服を選びましょう。明るい色の服は日光を反射し、暑さを和らげます。また、帽子やサングラスを使用して顔や目を守ることも重要です。
- 食事の管理: 暑いときは食欲が減退することがありますが、エネルギー不足にならないよう軽めの食事でも摂ることが大切です。
これらの対策を行うことで、熱中症のリスクを減らし、安全に海水浴を楽しむことができます。
熱中症対策に便利なおすすめグッズ
海水浴に行くときには、持っていくと便利なグッズもたくさんあります。これらは熱中症対策や快適な滞在に役立つため、準備しておきましょう。
ビーチテント(ポップアップテント)
一日中太陽の下にいると、熱中症のリスクが高まります。また、日焼けを防ぐためにも、サンシェードやテントを設営すると良いでしょう。ワンタッチテントやサンシェードテントと呼ばれることもあります。
クーラーボックス
真夏の海では、飲み物や食べ物がすぐに温まってしまいます。クーラーボックスに保冷剤と一緒に入れておくと、冷たい飲み物や食べ物をいつでも楽しむことができます。高性能な保冷剤を入れておけば、炎天下でもずっと冷たいままです。
熱中症予防のためにも冷たい飲み物を用意しておくことは重要です。大人はビールを冷やして持っていけば、海水浴場で買うよりもずっと節約になりますよ。
日焼け止め
UVカット効果の高い日焼け止めを塗って、紫外線から肌を守りましょう。日焼けをすることで熱を発し、うまく発汗し体温を下げることができず熱中症になることもあるため、日焼け止めは熱中症予防にも効果的です。
日焼け止めはスプレータイプのものが手軽でとても便利ですのでおすすめします。
水分補給用の飲み物(スポーツドリンク)
熱中症を防ぐためにも、水分補給は欠かせません。スポーツドリンクや水をたっぷり持って行きましょう。
粉タイプのスポーツドリンクを用意しておけば、荷物も少なくて済むでしょう。栄養補給にゼリータイプの軽食もおすすめです。
このように、海水浴場で快適に過ごすためには、事前の準備が大切です。大洗サンビーチ海水浴場で素敵な夏の思い出を作るために、ぜひ参考にしてください。
大洗サンビーチ海水浴場の風速は?
※大洗サンビーチ海水浴場周辺の風速と風向きを表示しています。
海の家や海水浴を楽しむためには、風の強さは非常に重要です。
一般的に風速は6m/s以下が遊泳に適しているとされていますが、陸から海への風は2m/sでも捕まえられないくらいの速さで流されるので注意が必要です。
また、海水浴場には遊泳条件フラッグという青・黄・赤の3色でその日の遊泳条件を利用者に知らせるための旗があります。ライフセーバーや監視員の方の指示に従って、事故のないように海を楽しみましょう。
海水浴の注意点
周囲を海に囲まれた日本では古くからマリンレジャーが盛んですが、毎年のように海水浴中などに海難事故が発生しています。海水浴を安全に楽しむために以下の点に注意しましょう。
- ライフセーバーや監視員のいる管理された海水浴場で泳ぐ
- クラゲ、エイ、ウニなど海にいる危険な生物に注意
- 海が荒れているときや荒れることが予想されるときは泳がない
- お酒を飲んだら泳がない
- 子どもから目を離さない
- 疲労や睡眠不足を感じる場合には、海に入らない
海水浴には思わぬ危険が潜んでいることもあります。政府広報オンラインで海水浴の注意点がまとめられていますので、事前にしっかり安全対策を忘れずに行いましょう。
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大洗サンビーチ海水浴場の2023年の情報をTwitterでチェック
SNSではリアルタイムに海水浴場の情報をキャッチすることができます。
混雑状況や当日のトラブルなどが発生した場合、SNSでの情報収集は非常に大切です。
大洗サンビーチ海水浴場の様子や現場ならではの穴場情報を入手することができます。
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まとめ
大洗サンビーチ海水浴場は茨城県大洗町の海水浴場です。遊泳期間は2023年7月22日(土)〜8月20日(日)
です。監視時間は午前9時〜午後4時までです。
関東を代表する広大な砂浜が続いており、海の家もたくさんあります。シャワーやトイレも無料で利用可能です。以前海岸に車で入ることができたようですが、2023年4月からは禁止となっています。
周辺にはかねふく明太パークなど観光にも便利な場所ですので、海水浴後は周辺を散策してみてはいかがでしょうか。